Twitterにおいて、香川県である装置の名前が話題になっています。
そのツイートがこちら。
うどんは危険だから専用の処理装置が必要 pic.twitter.com/KOXHnp8rnE
— えれね。 (@colorfulpastel) December 19, 2020
これってうどん…の排水処理装置ですよね?
目を疑ってしまうツイート内容ですが実はこの処理装置、特にうどんが有名な香川県では重宝されているんです!
そこで今回は、「「高濃度うどん排水処理装置」は香川県における大事なものだった!」というテーマでご紹介していこうと思います。
もくじ
高濃度うどん排水処理装置って何?
高濃度うどん排水処理装置は名前の通り、うどんを作る過程で出てくる湯煮排水を処理する装置となっています。
2020年現在は香川県のみならず、全国のうどん専門店では当たり前のように設置されているようですね。
ですが、このうどん排水処理装置を見たことがある方は意外にも少ないのではないでしょうか?
ではなぜこのような装置が作られたのか、その背景に迫っていきましょう!
高濃度うどん排水処理装置は香川県における大事なもの!
うどんのブームが香川県に到来したのが2004年の出来事です。
今では香川県と言ったらうどんでしたが、意外と前にブームが来ていたんですね。
そしてうどんが有名になった香川県ではこの排水処理装置は欠かせないものになっています。
ではなぜそうなったのか見ていきましょう。
うどんの排水は香川県で問題になっていた
香川県にうどんのブームが到来したのが2004年ということはお話しましたね。
それと同時にうどんの売上が増えていくということなので、その分うどんの湯煮排水が増えていってしまいました。
この湯煮排水が厄介で、通常の合併浄化槽では処理することが困難だったんですね。
それが原因で、湯煮排水がそのまま水路に流れていってしまい、うどん店の近隣住民からは悪臭などが原因で苦情の嵐だったそうです。
これにはうどん店を営む人たちもどうしようかという状態です…。
そこで香川県は解決をする取り組みが始まりました。
そのおかげでブームが起きた2004年から1年で汚染を解決することができました。
さらに香川県では、うどんの湯煮排水を合併浄化槽とは別で処理する条約規制ができたそうですね!
香川県で高濃度うどん排水処理装置はどこにでもある?
香川県では、うどん専門店に行けば必ずと言っていいほど「高濃度うどん排水処理装置」があると思います。
それは先程記述した、香川県での条約規制のためですね。
逆に香川県とその近隣の県以外の場所はなかなか見つけられないと思います。
香川県のような条約規制がありませんからね。
なので、「高濃度うどん排水処理装置」を見てみたいのならば、ぜひ香川県に行きましょう!
まとめ
「高濃度うどん排水処理装置」は一見ちょっとふざけたような名前かもしれませんが、実はうどん店にとってはとても大事な施設ということがわかりました。
さらに香川県ではこの「高濃度うどん排水処理装置」は条約規制によって設置が義務付けられていて、とても重要な役割を果たしています。
関東や東北では「高濃度うどん排水処理装置」が見れるかはわかりませんが、香川県やその近辺はあると思いますので探してみましょう!